TOP 投資/ソーシャルレンディング コラム驚異の利回り8%!不動産投資型クラウドファンディング「パートナーズファンディング」の魅力とは

近年、不動産投資に注目が集まっています。その理由のひとつが2019年に話題となった年金2,000万円問題と言えるでしょう。不動産投資は老後資金を確保するための長期的な安定収入を得ることができる資産。

そのため、不動産投資で資産形成を目指す人が増えています。また、不動産投資は多額の資金が必要ですが、最近ではクラウドファンディングという仕組みを活用して少額でも不動産投資ができる仕組みができているのです。

当記事ではクラウドファンディングの仕組みと高利回りが注目の新サービス「パートナーズファンディング」についてご紹介します。

クラウドファンディングで不動産投資をする仕組み


まずはクラウドファンディングの仕組みやどのようにして不動産投資に活用をするのか解説します。

クラウドファンディングとは

クラウドは「群衆」、ファンディングは「資金調達」を意味します。つまり、多くの人からお金を集める仕組みということですね。従来、企業が資金調達を行う場合、銀行に融資を受けると言う方法が一般的でした。銀行から融資を受ける場合、銀行の価値観によって融資を受けられるかどうかが決定します。

銀行の価値観とは簡単に言うと「お金を返してもらえるかどうか」ですので、いくら夢がある事業であっても返済が滞る可能性がある企業には融資をすることはありません。一方のクラウドファンディングはインターネット等で広く呼び掛けることで、多くの個人投資家から出資を募ります。

POINT

そのため、個人投資家の価値観で出資をするか否かが決まるのです。銀行が融資をしないような企業でも個人投資家が出資をしたいと思えば、クラウドファンディングの仕組みを活用して資金を調達することができます。

クラウドファンディングはインターネットが普及したことにより生まれた新しい資金調達の手段と言えるでしょう。また、投資家にとっても資金を調達しようとしている企業がどのようなことにお金を使おうとしているかを確認することができるというメリットがあります。

クラウドファンディングは投資家にとってもメリットのある仕組みと言えるでしょう。

クラウドファンディングはなぜ不動産投資に活用される?

近年クラウドファンディングの仕組みを活用した不動産投資サービスが急激に増えてきています。なぜ、不動産投資にクラウドファンディングが活用されているのでしょうか。その理由は個人投資家にとっての不動産投資のデメリットをクラウドファンディングの仕組みを活用することによってうまく消すことができているからです。

不動産投資をする際にまずネックとなるのが金額の大きさです。例えば、不動産投資をする際はマンションの一室でも数百万円~数千万円。一棟で購入する場合は1億円以上かかるケースがほとんどです。個人では、多額の資金を用意することが難しいため、不動産投資を断念する方も多いでしょう。

しかし、クラウドファンディングの仕組みを使うことで、個人投資家一人一人の出資額が少なくても大きな不動産を購入することができるのです。もう一つ、不動産投資を行ううえで大きなネックとなるのが、不動産投資には手間がかかると言う点です。

不動産投資をする際は物件の選定、購入手続きを行う必要があるうえ、購入後も家賃の管理や税金の申告、保険の契約など、さまざまな業務を行う必要があります。別の仕事をしながら、不動産投資をする場合は負担も大きくなってしまいます。

しかし、クラウドファンディングの仕組みを活用した不動産投資であれば、サービスを提供する会社が物件の選定や管理・運営を担ってくれるため、投資家がすることはほとんどありません。このような手軽さも不動産クラウドファンディングの一つの魅力となっています。

不動産クラウドファンディング「パートナーズファンディング」とは


次に注目の不動産クラウドファンディング「パートナーズファンディング」について具体的に見て行きましょう。

パートナーズファンディングとは

パートナーズファンディングとは運営会社である株式会社パートナーズが運営する不動産クラウドファンディングです。株式会社パートナーズは2011年設立の比較的新しい会社で、不動産の仲介や賃貸管理等を行う不動産会社です。

創業以来売り上げは右肩上がりで、創業時の2011年の売上高は0.3億円ですが、2019年には46億円まで伸ばしています。株式会社パートナーズは2020年8月現在、未上場の企業ですが、急激に成長している過程にあると言えるでしょう。

パートナーズファンディングの第一号案件

運営会社であるパートナーズファンディングが2020年3月に開始した不動産クラウドファンディングサービスがパートナーズファンディングです。第一号案件がどのような案件であったか、確認してみましょう。

POINT

【プロジェクト概要】

HP:https://partners-funding.jp/projects/partnersfunding003

最低出資額:10,000円

出資口数上限:300口

募集方式:抽選式

想定利回り:8%

運用開始日:2020年3月30日

運用終了日:2020年6月26日

払い戻し日:2020年8月31日

募集金額:10,710,000円

応募金額:22,490,000円(209%)

POINT

【物件情報】

物件所在地:東京都杉並区荻窪2-18-10(JR中央線 荻窪駅徒歩5分)

種類:居宅

築年月日:1997年9月26日

パートナーズファンディングの第一号案件は上記のような内容です。次にパートナーズファンディングのメリットとデメリットを解説します。

パートナーズファンディングのメリット


パートナーズファンディングにはどのようなメリットがあるのでしょう。確認してみましょう。

1万円から投資ができる

パートナーズファンディングは1万円から投資ができるため、気軽に不動産投資を始めることができます。クラウドファンディングの仕組みを活用することで、多くの投資家から少しずつお金を集めることができるため、少額でも不動産投資のメリットを享受することができるのです。

投資家に有利な優先劣後方式を採用

パートナーズファンディングは優先劣後方式を採用しています。優先劣後方式とは優先出資者と劣後出資者に分けて配当する方式で、劣後出資者として運営会社である株式会社パートナーズが30%出資しています。

POINT

つまり、個人投資家は全員優先投資家として投資をするため、元本が万が一毀損したとしても30%までであれば、劣後出資者である株式会社パートナーズが損失を被るということです。

優先劣後方式を採用している不動産クラウドファンディングサービスは多くありますが、10%~20%と設定しているサービスが多いため、劣後出資の割合が30%であれば投資家に有利な水準と言えるでしょう。

また、不動産の運営に失敗して損失が発声した場合、運営会社が損失を被ることになりますので、劣後出資の割合を高められるということは不動産運営に自信があるということでもあります。

需要の旺盛な好立地の物件中心に投資

第一号ファンドは荻窪駅徒歩5分の物件でしたが、第二号ファンドは東京都豊島区のJR駒込駅徒歩5分、第三号ファンドも福岡市博多区の中州川端駅徒歩6分といずれも好立地の物件に投資をしています。不動産は立地が非常に重要です。

好立地の物件に投資をすることで、安定した賃料収入が期待できます。このような好立地の物件は個人で手に入れることが難しいため、優良物件を選定して投資をすることができると言う面も不動産クラウドファンディングの魅力と言えるでしょう。

利回りが高い

投資をするうえで、利回りを重視すると言う方も多いのではないでしょうか。パートナーズファンディングは第一号ファンドから第三号ファンドまで全て利回りが8%と高い利回りを提示しています。他の不動産クラウドファンディングは3%~6%程度であることも多いため、8%はかなり高い水準と言えるでしょう。

物件情報が詳細に記載されている

パートナーズファンディングのHPには募集案件の物件情報が詳細に記載されています。住所や写真も掲載されているため、投資をするか判断に迷う場合は実際に現地に行って見学することも可能です。

手続きが簡単

パートナーズファンディングでの投資は投資をしてから償還するまで、全てインターネット上で行うことができます。対面での面倒な手続きや物件の管理をする必要がありませんのでお仕事等で忙しい方でも投資をすることができます。投資を開始するまでの流れは後程くわしく解説します。

パートナーズファンディングのデメリット


メリットも多いパートナーズファンディングですが、デメリットもあります。デメリットもしっかり確認しておきましょう。

元本保証ではない

パートナーズファンディングでの投資は優先劣後方式を採用しているため、比較的安全度が高い運用であると言えるでしょう。しかし、元本保証ではありませんので、絶対に大丈夫というわけではありません。運用期間が過ぎた後に元本割れとなる可能性もありますので、余裕資金で行う必要があります。

株式会社パートナーズは未上場企業

POINT

株式会社パートナーズは未上場の企業です。売上高は右肩上がりで成長しているため、財務状況も問題が無い可能性が高いですが、上場企業のように公開されていないため、確認することができません。

クラウドファンディングを運営している会社の中には上場している企業もありますので、上場企業に比べると財務状況の透明性は劣ります。

元本の値上がりは期待できない

パートナーズファンディングでの投資は高利回りが魅力ではありますが、元本自体の値上がりは期待できません。株式やFX等の投資では短期間で元本が2倍以上になることもありますが、パートナーズファンディングの投資では大幅な値上がりは期待できません。

あくまで利回りを得る商品として投資をする必要があります。

購入できない可能性もある

パートナーズファンディングは応募金額が募集金額を上回った場合、抽選で購入者を決定します。そのため、応募をしても購入できない可能性もあります。

パートナーズファンディングで投資を開始するまでの流れ


実際にパートナーズファンディングで投資をする際はどのような流れで行えばよいのかみて行きましょう。

CHECK

  1. ①公式HPで会員登録を行う
  2. ②出資者登録
  3. ③プロジェクトの選択・応募
  4. ④抽選
  5. ⑤出資確定
  6. ⑥入金

①まずは公式HPでメールアドレスを入力します。メールアドレスを入力すると認証用のメールに記載されているURLから会員登録を行います。公式HP:https://partners-funding.jp/

②会員登録完了後マイページで出資者登録を行います。出資者登録には運転免許証等の身分証明書が必要です。本人確認を行った後、本人確認用のハガキが届きますので、ハガキに記載されている本人確認IDをマイページ上で入力すると出資者登録が完了です。

③出資者登録が完了すると投資をすることが可能です。プロジェクトを選択し、投資をするプロジェクトが決定したら応募口数を選択し、応募ボタンをクリックすると応募完了です。

④プロジェクトの応募額が募集額を上回った場合、抽選となります。抽選は募集期間終了後に行われマイページ上とメールで抽選結果を確認することができます。

⑤抽選の結果、出資ができることとなった場合、契約成立時書面を確認し、出資確定ボタンをクリックすることで出資額が確定します。

⑥出資額が確定するとマイページ上とメールに入金口座と期日が連絡されますので、期日までに入金することで、手続きは完了です。事前に登録した口座からの振り込みが必要ですので注意しましょう。振込手数料は投資家負担となります。

上記で投資を開始するまでの手続は全て完了です。全てインターネット上で完結するため、手続きのために店頭に行ったり、営業員と面談したりする必要はありません。

まとめ


パートナーズファンディングは近年注目が集まっている不動産クラウドファンディングです。パートナーズファンディングはクラウドファンディングの仕組みを活用することで、手軽に高利回りの不動産に投資をできる点が魅力です。

また、優先劣後方式を採用することで投資家にとって安全性が高まっている点も魅力の一つですね。一方で、元本保証が無いということは理解して投資をする必要があります。いくら不動産のプロが運営しているからと言って絶対にプロジェクトが成功するわけではありません。

そのため、生活に必要な資金で投資をすることはオススメしませんが、余裕資金で行うのであれば、検討する価値のある魅力的な投資であるといえるでしょう。