TOP 投資/ソーシャルレンディング コラム1万円から不動産投資!不動産クラウドファンディング「リンプル」を徹底解説

1万円から投資をすることができる不動産クラウドファンディング「リンプル」をご存じでしょうか。リンプルは小口でシンプルに投資ができるサービスです。リンプルを利用することで簡単に投資をすることができます。また、「優先劣後方式」を採用しているため安全性も高いといわれています。この記事ではリンプルのデメリットやデメリットを詳しく解説します。

不動産クラウドファンディングとは

不動産投資のイメージ画像

リンプルは「不動産クラウドファンディング」と呼ばれるサービスです。不動産クラウドファンディングとはどのようなサービスなのでしょうか。まずは不動産クラウドファンディングがどのような仕組みなのか確認しておきましょう。

リンプルは不動産クラウドファンディング

リンプルは「不動産クラウドファンディング」と呼ばれる投資サービスです。まずは「クラウドファンディング」について理解しておきましょう。クラウドファンディングとはインターネット等を利用して多くの人に募集をかけて資金を集める手法です。

クラウドは「群衆」という意味でファンディングは「資金調達」を意味します。そのため、クラウドファンディングは「多くの人から資金を集めるもの」と理解してください。資金を多くの人から集めて企業等に貸し付けると言う行為は伝統的に銀行が行っていました。

POINT

銀行預金では特定の人に貸しつけるために預金をすることはできませんが、クラウドファンディングは特定の企業や団体に資金を出資することができるのです。クラウドファンディングは東日本大震災の時に注目を集めました。復興支援のためにお金を集めるためにクラウドファンディングの仕組みが利用されたのです。

クラウドファンディングは大きく分けて、東日本大震災の際にも活用された「寄付型」と事業に投資をする「投資型」に分けることができます。寄付型は多くの人からお金を集めて特定の団体に寄付をする形式です。ふるさと納税も寄付型クラウドファンディングの一種です。

寄付型クラウドファンディングはふるさと納税のように返戻品等があるものの、基本的にリターンを得る目的ではありません。そのため、寄付先が大きな利益を上げたとしても大きな投資リターンを得る事はありません。一方の「投資型」は企業等に投資をして、企業が成長して利益を出せたときにリターンを得ることができます。

クラウドファンディングの中でも不動産投資に特化したものを「不動産クラウドファンディング」と呼びます。リンプルは不動産投資に特化したクラウドファンディングであり、不動産クラウドファンディングに分類されます。

クラウドファンディングと不動産は愛称が良い

クラウドファンディングと不動産は愛称が良いと言われています。愛称が良い理由をくわしくみて行きましょう。

不動産投資には巨額の資金が必要

不動産は価格が大きいもの。特にビル一棟やマンション一棟となると、億単位の買い物になってしまうため、個人の投資家にはなかなか手が出せません。しかし、不動産をクラウドファンディングの仕組みを使って多くの人からお金を集めることで、一人一人の投資額が小口であっても規模の大きな物件に投資をすることも可能です。

例えば、1億円の不動産でも100人の投資家を集めることで、1人100万円で投資をすることができます。このように多くの人がお金を出し合って大きな事業を行うことができる点がクラウドファンディングの特徴であり、不動産投資には向いていると言えるでしょう。

不動産の賃料収入は安定している

2つ目の理由は不動産の賃料収入は比較的安定しているということです。クラウドファンディングではアイデアはあるが、資金は無いと言うベンチャー企業も利用することが多い仕組みです。このような企業に投資をする場合、成功すれば何倍ものリターンを得る事ができますが、失敗すれば、大きな損失を抱えることになります。

夢があるベンチャー企業への投資は魅力がありますが、よほど資金に余裕がある方で無い限り、保有している財産の多くをそのようなハイリスク・ハイリターンの投資を行うことはできないでしょう。一方、不動産投資は大幅な価格上昇は期待できないものの、不動産の賃料収入は一定に保たれていることが多いため、比較的安定したリターンを得ることができます。

そのため、クラウドファンディングで投資を始めたいと思っている小口で初心者の投資家も参加しやすい投資対象となっているのです。

不動産の運営はノウハウや管理が必要

不動産の運営はノウハウや管理が必要ということもクラウドファンディングでの投資が適している理由の一つです。先ほどご説明した通り、不動産投資は安定的な収入が魅力です。しかし、安定的な収入を得るためには家賃の回収や定期的なメンテナンスなどのノウハウが必要です。

クラウドファンディングは多くの人からお金を集めてプロが不動産を運営することになりますので、投資家は運営ノウハウを勉強する必要がありません。また、管理の手間がかからないため、普段は仕事で忙しい方や遠地に住んでいる方でも投資をすることができるのです。

リンプルのメリット

ここまでは不動産クラウドファンディングについてご説明しました。ここからはリンプルにはどのようなメリットがあるのかご紹介します。

優先劣後方式を採用しているため安全性が高い

リンプルは「優先劣後方式」という仕組みを採用しています。優先劣後方式とは出資区分を優先出資者と劣後出資者に分けて保有する仕組み。プロパティエージェントでは出資全体の70%を優先出資として投資家に販売し、残りの30%をプロパティエージェント自体が保有しています。

そのため、30%までの下落であれば、不動産に損失が発生しても投資家は損失を被らないということです。優先劣後方式を採用することで、損失を抑えている点はリンプルの最大の特徴と言えるでしょう。

不動産投資のプロが運営している

リンプルはプロパティエージェントという東証一部上場のマンション投資会社で運営しているサービスです。リンプルは2020年3月に募集が始まった新しいサービスですが、プロパティエージェント自体は2004年創業の会社です。

プロパティエージョントは都心の不動産を中心に販売・管理・開発など、総合的に不動産を扱買っている企業です。そのため、リンプルで募集をしている案件は不動産投資のプロが管理・運営している不動産に投資をできるということです。

不動産は物件の購入や管理にスキルが必要ですので、プロが運営管理をしているということは大きなメリットと言えるでしょう。

ポイントで投資ができる

POINT

リンプルはセゾンの永久不滅ポイント等の他社のポイントを「リアルエステートコイン」と呼ばれるポイントに変換して投資をすることができます。リアルエステートコインは1ポイント1円で投資をすることが可能です。

投資をして損をするのが怖いと言う方もポイントであれば、気軽に投資ができると言う方も多いのではないでしょうか。他社ポイントも有効活用して投資ができる点もリンプルの魅力となっています。

都心の投資用マンション中心で安定した利回り

リンプルで募集をしている投資案件は都心の投資用マンション中心です。都心のマンションは今後も需要が高まることが予想されています。理由の一つとしては女性の社会進出です。共働き世帯が増えてきたことで、郊外から1時間以上かけて通勤するという世帯は減り勤務地に近い都心に住む方が増えています。

この流れは今後も続く可能性が高いでしょう。もう一つの理由がシニア世代の就労人数増加です。人生100年時代と言われる超高齢化社会を迎え定年を延長する企業も増えています。退職を機に地方へ移住するシニア世代も都心に残る可能性も高いでしょう。

実際に少子高齢化により日本全体では人口は減少傾向ですが、東京を中心とする人口は流入超過が続いている状態で、この流れは今後も続く可能性が高いでしょう。

運用期間が短い

リンプルの投資案件は運用期間が6ヶ月程度と非常に短い点も特徴です。不動産投資は通常何十年も保有するものです。しかし、リンプルのようなクラウドファンディングの仕組みを使うことで短期間の運用にも利用することが可能です。

そのため、マイホームの購入資金や子どもの教育資金等、使途が決まっている資金の投資にも利用することが可能です。

スマホで手軽に投資ができる

リンプルは「投資は片手でやる時代。シンプルにリンプルで始めよう。」というキャッチフレーズで投資家にリンプルでの投資を呼び掛けています。リンプルはスマホを活用して1万円から気軽に投資ができる点が大きな魅力になっています。

現物の不動産投資を行う場合には不動産を購入するために見学に行ったり、契約書の締結、購入後も管理を行うなど、さまざまな手間がかかります。しかし、リンプルを使うことでスマホを使って簡単に投資をすることができます。手軽に不動産投資の収益が得られるということは大きなメリットです。

リンプルのデメリット

リンプルにはどのようなデメリットもあるのでしょうか。デメリットもしっかり確認しておきましょう。

元本保証・利回りの保証はない

リンプルは不動産に投資をするため、絶対に儲かるというものではありません。また、優先劣後方式を採用することで大きくリスクを下げることができていますが、絶対に損をしないわけではありません。不動産にはあらゆるリスクがあります。

地震等の天変地異によって建物が大きく損傷する可能性もゼロではありません。このような事態はいくら不動産のプロであっても見通すことができないでしょう。元本や予定利回りが保証されていないので、確実に儲かるわけではありません。

最悪の場合、元本割れもあり得るということはよく理解して投資をするようにしましょう。

運用実績が少ない

リンプルは2020年3月に募集を開始した新しいサービスです。そのため、過去の実績がありません。そのため、実際に損失ができる可能性がどれくらいあるかはまだわかりません。しかし、リンプルを運営しているプロパティエージェント自体は経験がある会社であり、不動産投資の実績が無いわけではありません。

運用期間中は解約できない

リンプルは6ヶ月等、比較的短い期間で投資をすることができるサービスですが、期間中は解約をすることができません。急な入用等に備えて当面の生活資金は確保して投資を行う必要があるでしょう。

リンプル口座開設までの流れ

リンプルのメリットやデメリットをご紹介しました。魅力も多いサービスであり、リンプルで投資をしてみようと思った方も多いのではないでしょうか。ここからは実際にリンプルで口座を開設するまでの流れをご紹介します。簡単な手続きでできますので、ご確認ください。

公式サイトで会員登録ボタンをクリック

公式サイト:https://funding.propertyagent.co.jp/?utm_source=tcs&utm_medium=affiliate&utm_campaign=tcs_touroku&Tcsack=20200521_154347172

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まとめ


新しい投資サービス「リンプル」についてご紹介しました。リンプルは不動産クラウドファンディングです。クラウドファンディングは多くの人からお金を集める新しい金融サービスとして注目が集まっています。

また、不動産投資はクラウドファンディングとの相性が良く、クラウドファンディングの仕組みを活用することで、安定収入が得られるというメリットを活かしつつ、「管理が難しい」、「大きな金額が必要となる」というデメリットを上手く打ち消すことができます。

また、リンプルの最大のメリットは優先劣後方式を採用したことで投資かの安全度が非常に高いということです。また、ポイント投資も可能であり、1万円から投資ができるので初心者も参加しやすい投資サービスになっています。

ただし、リンプルでの不動産投資は元本保証ではありません。投資をする上で、想定できないような事態もありますので、必ず余裕資金で行うようにしましょう。