TOP 投資/ソーシャルレンディング コラム空き家を再生しながら不動産投資?今話題の「FANTAS funding」を徹底解説!

1万円から不動産投資ができる「FANTAS funding」をご存じでしょうか。FANTAS fundingは奥の人から資金を集めて定期預金よりも遥かに高い利回りを確保できる新しい不動産投資の手法です。当記事ではFANTAS fundingに投資をすると本当に得なのか、メリットやデメリットを徹底解説いたします。

FANTAS fundingの仕組み

FANTAS fundingはFANTAS technology 株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。不動産クラウドファンディングとは多くの投資家から資金を集めて不動産に投資をする仕組みの運用商品です。

自分一人で不動産投資を行おうとすると大きな金額で投資をしないと物件を購入することができません。しかし、クラウドファンディングの仕組みを利用して多くの投資家からお金を集めることで一人一人の投資額が少額でも大きな不動産に投資をすることができるのです。

FANTAS fundingの運営会社であるFANTAS technologyは空き家再生事業を行うことで、社会にも貢献している会社です。近年空き家の増加は社会問題となっています。空き家が増加すると、犯罪に利用される場合や、老朽化した建物が地震などによって倒壊し周辺住民に危険が及ぶ可能性もあるからです。

政府は空き家を減らすために様々な対策を打っています。具体的には特定空き家と指定された空き家は固定資産税を増税したり、相続した空き家を売却した際に減税になる制度を設けたりと空き家対策を行っています。

それでも空き家は年々増加しており、空き家を再生するという事業は今後市場規模の拡大が見込めるうえ社会貢献にも繋がります。今後ますます存在感が高まる可能性があるでしょう。また、空き家への投資は非常に難しい投資です。空き家となっているということはなかなか借り手がつかない不動産です。

そのため、誰が運営してもすぐに借り手が付くような人気エリアの物件ではないことが多いもの。その中でも、しっかりと借主を見つけて賃貸に出すということは高度なスキルが必要となります。しかしそんな空き家だからこそ安く手に入れることができます。安く空き家を仕入れて賃貸に出し収入を得ることができれば、大きなリターンを得ることができます。空き家運営のノウハウはFANTAS fundingの大きな特徴と言えるでしょう。

FANTAS fundingのメリット

FANTAS fundingで投資を行うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的メリットを確認していきましょう。

定期預金等に比べると遥かに利回りが高い

FANTAS fundingでの投資は利回りが3%から9%程度で運用することができます。現在の定期預金の利回りは0.01%程度ですので、定期預金等の元本保証の商品に比べると遥かに高い利回りが期待できます。投資をするうえでリターンは最も重視すべきことです。リターンが高いということは大きなメリットと言えます。

優先劣後方式で安全に運用できる

FANTAS fundingは投資家にとって有利な優先劣後方式を採用しています。

POINT

優先劣後方式とは万が一投資対象に元本割れが発生した際に、出資者の中で優先的に配当する投資家に配当し、残った資金を劣後投資家に配当する仕組みです。FANTAS fundingでは投資額全体の2割~3割程度を運営会社であるFANTAS technologyが劣後出資しています。そのため、個人投資家は全て優先出資をすることになりますので安全度の高い投資であると言えるでしょう。

更に、運営会社自らが劣後出資者になるということは運用が上手く行かなければ、自社の損失となるため、運営に手を抜くことができません。また、元本を毀損しないという自信があるからこそできる方式ともいえるでしょう。

1万円から投資ができる

FANTAS fundingは全ての投資案件で1万円から投資をすることが可能です。不動産投資は定期預金のように元本保証はありません。大きな資金を投じて損をしてしまうのは怖いと言う方も多いでしょう。1万円と少額から投資をすることができますので、投資初心者はまずは少額から運用を始めてみることをオススメします。

ただし、少額で投資をしても当然大きなリターンを得ることはできません。少額で初めて少しずつ運用額を増やしていくと良いでしょう。

3%~9%と幅広い利回りの案件がある

FANTAS funding利回りが低い都内マンションや、利回りが高い郊外のアパート等にも投資をすることができます。投資をするうえでは利回りが高いということは大きなメリットです。しかし、投資の世界にはローリスク・ハイリターンという都合のよい商品はありません。

得られるリターンが高いということはそれだけ危険度も高いということです。つまり、利回りが高いということはその分リスクが高いというデメリットがありますので、利回りが高いものを選ぶことが必ずしも有利とは限らないということです。

FANTAS fundingでは9%程度の不動産投資の中でも利回りが高いものもありますし、3%程度の被確定低利回りで安定した案件もあります。自分の考えにあわせて、どのくらいのリスクを取りどのくらいのリターンを得るかを選ぶことが可能です。

また、多くの人から資金を集めるクラウドファンディングの仕組みを活用しているため、少額で複数の案件に投資をすることも可能です。

インカム型とキャピタル重視型がある

FANTAS fundingで募集をしている案件は「インカム型」と「キャピタル重視型」があります。インカムとは毎月の賃料収入など、定期的に入ってくる収入のことを指しています。このようなインカムを重視した案件が「インカム型」です。インカム型は比較的コツコツ方の投資スタイルと言えるでしょう。

一方の「キャピタル重視型」とは値上がりを重視した投資手法です。キャピタル重視型は元本自体の値上がりを狙うスタイルです。このように投資家のスタイルにあわせて様々な投資を行うことができる点もFANTAS fundingの魅力の一つと言えるでしょう。

社会貢献にも繋がる投資

FANTAS fundingでは運営会社であるFANTAS technologyが得意とする空き家再生事業の案件が数多く募集されています。空き家は社会問題となっており、少しでも多くの空き家を再生することが日本社会全体を救うことにも繋がります。

空き家再生に投資をするということは空き家問題に歯止めをかけるための社会貢献にも繋がるということです。投資は利益をあげるということが一番の目的となるとは思いますが、投資したお金が役に立つということも投資家にとって大きな喜びの一つではないでしょうか。

FANTAS fundingで行う投資は投資家の利益だけでなく、社会全体の利益にも繋がっているということは投資家にとって嬉しい事実となるでしょう。

不動産のプロが物件選定・運営をしてくれる

FANTAS fundingは2010年創業の不動産会社です。AIの技術等を活用し、様々な不動産投資に成功しています。特に強みとする空き家再生事業については他社に負けないノウハウを保有しています。個人の投資家が空き家に投資をして再生事業を成功させることは難しいと言えるでしょう。

POINT

空き家の再生には物件のリフォームや借主の募集などで様々なノウハウが必要となります。FANTAS fundingで投資を行った場合、自分が不動産や空き家再生について勉強をしなくてもプロが運営した投資結果を享受することができます。

また、不動産投資をする際に必要な借主との契約や家賃の管理、メンテナンス等は必要ありません。特に忙しい方にとってはプロが運営してくれるという点も大きなメリットとなるでしょう。

FANTAS fundingのデメリット

メリットも多いFANTAS fundingでの不動産投資ですが、デメリットもあります。投資を始める前に、FANTAS fundingのデメリットもしっかり理解しておきましょう。

不動産投資にはあらゆるリスクがある

プロが運営していて、安心感もある不動産投資ですが、不動産投資にはあらゆるリスクがあります。まず気を付けたいのは物件の価格変動のリスクです。不動産は需要と供給のバランスで値段が決まります。需要が旺盛であれば値段は上がっていきますが、需要が少なくなってしまうと値段は下がっていってしまいます。

いくら不動産のプロであっても完全に相場を読み切ることはできません。需給のバランスが崩れることによって値段が下がってしまうこともありますので、物件価格の変動は不動産投資をするうえで大きなリスクとなるでしょう。

また、不動産投資で最も注意が必要と言われているのが「空室」です。不動産投資の最大の魅力は人に貸すことで安定的な賃料収入を得ることができることです。しかし、空室になってしまうと収入を得ることができません。

また、不動産は空室となってしまってもメンテナンス費用や固定資産税などのランニングコストがかかりますので、空室が長く続くとコストだけがかかってしまうということにもなりかねません。もう一つ気を付けたいのは天変地位です。

日本は地震が多い国ですので、地震やそれに伴う津波等も不動産投資をするうえで大きな障害となり得るリスクです。いくら不動産投資のプロでも地震等の天変地位は予測することができません。このように不動産投資にはあらゆるリスクがあるため、いくらプロが物件選定や運営を行っているとしても、必ず儲かるわけではないということは理解して投資をするようにしましょう。

途中解約ができない

FANTAS fundingで行う投資は運用期間が決まっており、原則途中で解約することができません。投資を始める際には利回りの高さや安全性に目が行きがちですが、換金できるかどうかは投資をするうえで非常に重要な要素です。

FANTAS fundingで行う不動産投資は数カ月間投資を行うものが多くありますので、その期間は解約できないということも理解して投資をするようにしましょう。そのため、当面の生活資金やいざという時に必要なお金で投資をすることはできません。

短期間での値上がりは見込めない

FANTAS fundingはキャピタル重視型の案件もあるため、値上がりも期待できる不動産投資です。しかし、不動産は株式等に比べると比較的安定した値動きをすると言われています。安定的な値動きをするということは安全性が高いというメリットがある一方で、短期間で大儲けをすることができないというデメリットでもあります。

株式であれば、企業業績が大きく向上すれば、株価が2倍・3倍となることも多くありますが、不動産投資では株式ほどの価格上昇は期待できないと思った方が良いでしょう。

人気案件はすぐに募集終了してしまう

FANTAS fundingでの投資は安全性が高く、利回りも高いため人気がある案件が多くあります。新しい案件が掲載されると投資家が殺到してしまい、瞬く間に案件の上限額に達してしまうこともあります。

FANTAS fundingでの不動産投資は魅力が多いものの人気があるため、なかなか投資をすることができないと言う点は一つのデメリットになってしまっています。

FANTAS fundingの登録方法

実際にFANTAS fundingで投資を始める方はどのような手順で行えば良いのでしょうか。FANTAS fundingで投資をするまでの流れを確認しておきましょう。

CHECK

  1. ①公式サイトで会員登録する
  2. ②出資者情報を登録する
  3. ③本人確認書類をアップロードする
  4. ④銀行の入出金口座を入力する

公式サイトで住所や名前を登録します。登録が完了して「送信する」をクリックすると会員登録が完了です。会員登録が完了すると登録したアドレスに登録確認のメールが来ます。
公式サイト:https://www.fantas-funding.com/

②会員登録が完了するとマイページにログインすることができます。マイページにログインして出資者情報を登録する必要があります。出資者情報登録はマイページ内の会員情報変更で行うことができます。複数の質問に回答して出資者情報の登録をしなければ募集中の案件に投資をすることができません。

③出資者情報の登録が完了したら本人確認書類をアップロードします。本人確認書類は免許証やマイナンバーカードを利用することができます。

④本人確認書類のアップロードと同時に入出金をするための銀行口座を登録します。銀行名、支店名、口座番号を入力する必要がありますので、通帳等を手元に置いておきましょう。上記を全て完了すれば、実際に募集中の案件に投資をすることができます。

まとめ


FANTAS fundingは不動産クラウドファンディングです。優先劣後方式を採用しており、比較的安全度が高い投資手法と言えるでしょう。また、FANTAS fundingの大きな特徴となっているのが運営会社であるFANTAS technologyのノウハウを活かした空き家再生事業です。

近年社会問題となっている空き家を再生することで、しっかリ利益をだしながら社会貢献にもなる点もファンドの魅力となっています。また、案件種類も豊富で様々な利回りのものがあるので、自分にあった案件を見つけることができるでしょう。

ただし、FANTAS fundingは元本保証では無いことを理解しておく必要があります。不動産投資に絶対はありません。いくらプロが運営しているからと言って必ず儲かるわけではありませんので、デメリットも理解し余裕資金で投資を行うようにしましょう。